2013年5月17日
Public Citizen
市民の幸福より、大企業の権利を優先するような通商協定の交渉には応じられないと、太平洋横断連携協定(TPP)交渉の第17回目会合の交渉担当者達に伝える為、世界中の市民団体がペルーのリマに来ている。最新情報については、本日(5月17日)午後5時に、ここをクリックして、活動家達がリマで主催するオンラインセミナー参加願いたい。
TPPが、インターネットの自由、環境、労働者の権利や、公衆衛生に及ぼす深刻な脅威を浮き彫りにする為、いくつかのペール人団体が協力して、ノ・ネゴシアブレ! (交渉には応じらない!)キャンペーンを立ち上げた。
水曜、ペルー人活動家が、TPPに対する懸念を表明する記者会見に参加して、様々なイベントが始まった。
トドス・ポデモス・ペルデール=全員が失いかねない。------------------------------------------------------------------
+フリア・セサール・クルス(レド・ペルアナ・デ・パシエンテス・イ・ウサリオス=ペルー患者・利用者ネット)、HIV、結核や、癌を病んでいるペルー人を代表して、こうした病気や他の患者達は、慢性病を抱えている人々の生活に、どのようにTPPが影響するか恐れている。最も貧困なペルー人も医薬品を入手できるよう保証するという選挙運動時の約束を実行することをウマラ大統領に要求している。
+ホセ・デ・エチャベ(CooperAccion)は、TPPの投資条項で、先住民コミュニティーや環境を保護する重要な政策どのように妨げられるようになるかについての懸念を表明した。
+フアン・ホセ・ゴリッティ(CGTP)は、労働者の権利を尊重せず、底辺への競争を煽るような通商協定モデルは拒否している。
+クリソロゴ・カセレス (ASPEC)は、TPPが、消費者の権利や、消費者に対する大企業の特権に、どのように影響するかについて、懸念を表明した。
+アレハンドラ・アライサ(RedGE)は、ウマラ大統領に送られる予定のペルー人の請願について語った。(スペイン語話者の方には、ここで記者会見で話すアライサのビデオがご覧頂ける)。
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終日のパブリック・フォーラム、抗議行動や、ウマラ大統領へ署名送付を含め、他にもいくつか市民団体の催しが、今回の交渉の間に予定されている。
このEyes on Tradeと、パブリック・シチズンのTwitterやFacebookのページで、リマからの間欠的更新をご覧願いたい。
本日: リマで活動家達が主催するオンラインセミナーに接続して、現地で起きていることについての詳細を知る事ができます。今日、金曜、5月17日、午後5時、インターラクティブなオンラインセミナーに、このリンクで参加。
誰の入れ知恵だろう?イノシ氏、日本の標準時間を二時間前倒しにして、日本経済を活性化させるのだという。大本営広報でメリットを語る人物、証券会社エコノミスト。
「ネット履歴保存も義務化…テロ対策へ自民提言案」
何がテロ対策か?庶民を不幸にする政策にだけはたけている略奪者連中。
紙の束と電気箱、白痴国民製造装置でしかないと、つくづく思う。
ペルー・ラウンドには、アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子氏が参加し、必読の第一報を書いておられる。日本マスコミも現地に行っているそうだ。
「交渉を急げ」―圧力をかける各参加国&日本の財界 2013年5月21日火曜日
「STOP TPP!!市民アクション」には、極めて重要記事な記事がある。
ISD条項よりも問題?!──リーク翻訳から見える「Regulatory Coherence(規制の内外調和)」の実態 2013年5月18日土曜日
慰安婦問題を巡る真摯な検討ならぬ「豚の喧嘩」を報道する暇があるなら、改憲の危険性や、TPPの危険性を報道しろ!と言いたいが、無い物ねだり。
IWJには、下記のような記事もある。
- 013/05/15 「秘密と嘘に塗り固められたTPP交渉に入ろうと表明した日本政府」米国主導のTPP交渉に警鐘 ~TPP緊急学習会「ペルー交渉へ参加!&米国視察最新報告」
- 013/03/15 「我々は最大の怒りを持って、抗議する」 内田聖子氏ら、安倍首相会見をうけ抗議の声-安倍首相「TPPに関する記者会見」を受けての市民緊急集会・記者会見
- 2013/03/13 「『日本はTPP交渉でいかなる修正も、文章の変更も、新しい提案もできない』と米国交渉官は語った」 秘密裡で進むTPP交渉会合の内幕を報告 ~TPPを慎重に考える会緊急報告会
大本営広報でなく、こうした情報源こそ重要。