Paul Craig Roberts
2016年4月21日
バーニー・サンダースと、ドナルド・トランプをたたきのめしているのが、売女マスコミと、二大支配体制政党だけでなく、進歩派左翼もそうであることに気づいておられるだろうか? 時には、言いぐさが実にそっくりで、進歩派左翼が、1パーセントのように聞こえることもある。だ進歩派左翼が主に責めているのは“純粋ではない”サンダースで、連中は、人々の感情を傷つけ、謝らないので、トランプが嫌いなのだ。
これはびっくり仰天だ。腐敗したマスコミと、腐敗した政党支配層が、大統領執務室に、1パーセントの実績のある工作員を送り込もうと固く決めている状況に直面しているのに、進歩派左翼は、わずか二人しかいない選択肢を責めているのだ!
売女マスコミが、耐えざる反復によって、真実に変えている公式ウソの流れを弱める以外、大半のアメリカ人にとって、サンダースやトランプが、大したことが実現できるだろうとは私は思わない。巨大な政治力を有するひと握りのオリガーキー集団は余りに強力だ。アイゼンハワー大統領が我々に、アメリカ民主主義に対する軍産複合体の脅威を警告したのは半世紀以上昔のことだ。その複合体は今や更に強大で、しかもアメリカ財務省、連邦準備金制度理事会を支配しているウオール街や巨大銀行があり、イスラエル・ロビーは、アメリカ議会を意のままに操り、環境保護を損なう採掘産業(エネルギー、鉱業、製材)や、アグリビジネスが、食品を汚染し、ミツバチや蝶々を絶滅させ、化学肥料を水中に溢れださせ、藻類の開花による魚の大量死をもたらしている。これらの強力な権益のどれ一つとて、アメリカ人の福祉が、連中の狙いや利益の妨げになるのを許すまい。
アメリカ国民が『マトリックス』世界から目覚めつつあり、彼らを裏切った、腐敗した二大政党を信じてなどいないことを明らかに示しているので、それでも、サンダースやトランプの選挙は重要だ。アメリカ人が、ワシントン支配体制を全く信じていないという主張が世界中にも広がってゆくだろう。こうした主張は極めて重要で、しかも効果は有益なものだけだ。
すると、一体なぜ、進歩派左翼は、1パーセントが、我々を抑えつけるのを手助けしているのだろう? 進歩派左翼は身売りしてしまったのか、それとも進歩派左翼は、大衆の福祉より、自分たちの感情的欲求を優先しているのだろうか?
Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Order. が購入可能。
----------
靖国神社大祭。もしも、本当に魂魄この世に留まるのであれば、参拝した売国者連中、英霊の祟りで倒れているだろう。
鬼畜米英ということで戦われ倒れた方々の英霊、戦争時の標語の裏返し「米英こそ命」という傀儡政治家連中や官僚や学者や労組やマスコミの行動を天国からご覧になって満足されているはずがないだろう。アニメなら、売国奴連中、天罰があたり稲妻で打ち倒されている。
阿蘇山については、イギリスで、コービンが民主主義の為に一撃を放った後、抜かれる刃 2015年9月15日で、触れたことがあった。阿蘇観光、一体いつのことか、正確な記憶はない。
阿蘇山。大昔、外国人客を案内して日帰り見学に行ったきり。広大なカルデラに驚き、山頂の寒さに震えたことを思い出した。空港で、タクシーの運転手さんに、帰りの予約便に間に合うようお願いして、案内をおまかせした。親切にしていただいたが、終日全く意味がわからないのにはまいった。わからなければ観光通訳はできない。終日アドリブでごまかした。
運転手の方、本当に親切で、実にことこまかく終日景色を説明して下さるのだが、本当に一言もまったく理解できなかった。申し訳ない。小生の業務通訳の鉄則は、原発言と、通訳の時間は、近ければ近いほどよい、長くともよいというものだった。許されないのは、原発言に対して、通訳が皆無なことだ。別の客との仕事の際、上司に言われた。正確かどうかの基準は「原発言と、通訳時間の比較だからな。」
一体、どういうウソ八百をいったのか、まったく覚えていない。一日、ウソをいっているのは実に疲れた。方言の違いを、肌身で知れたのは、貴重な経験だった。共通語で話して欲しいとは全く思わなかったし、今も思わない。
熊本、という地名を聞くたびに、懐かしくてたまらない理由、考えて思いついた。
夏目漱石、熊本で第五高等学校教授を務めたのだ。漱石の自宅を見たくて、明治村まででかけたものとして、熊本と松山は、是非とも訪れたい場所なのだった。